3. モービルアイの驚くべき効果:車間警報の延長

モービルアイ導入時に見られた驚くべき変化:車間秒数の延長

(Japan21 COO 岸本 賢和 2019年4月13日 記)


年始からモービルアイの導入をご検討頂いているお客様でのトライアルが一段落しました。イトランを通したモービルアイ警報の解析レポートをまとめていて一番驚いたのが、車間秒数の変化でした。モービルアイ+イトランの組み合わせの凄さの一つは、車間秒数を数値として出すことが出来る点です。G-センサーを通した急ブレーキ、急発進等の解析では絶対に分かりえない指標です。この記事をご覧頂いている方も、0-1、0-2運動等を社内で推進したり、されたりしているのではないでしょうか。


その企業のドライバーさんの平均車間秒数がどれくらい変化したかというと、なんと1か月で0.2秒も延長されていたのです。秒数ではイメージが湧かないかもしれませんが、距離に直すと、下記のような計算になります。

時速36㎞=2m延長、 時速54㎞=3m延長、 時速72㎞=4m延長

それぞれのスピードで運転している際に、これまでの車間距離に加えて、2~4mプラスで車間を空けているとイメージして頂くと良いと思います。

恐らく、どこの企業でも、安全運転の講習等も含め日々、口を酸っぱくして、車間を空けるように、ドライバーさんに言い続けているはずです。こちらの企業様も、勿論同じように熱心に指導をされています。にも関わらず、モービルアイを付けて、僅か1か月警報音を聞いただけで、これだけの変化が起こったのです。


しかも導入試験に参加した全ドライバーさんの車間秒数が延長されていたのです。


車間を空けることは、事故予防の最も重要な要素の一つです。繰り返し社内で徹底することで、時に同乗指導をすることで、車間を空けるんだという機運は高まるかもしれません。しかし、本当に日々の運転で車間を空けているかは別だと思います。


モービルアイを通して、ドラレコ等の映像だけでなく、定量的にどれくらい車間距離を空けているのか、またその距離は警報音を通してどのように変化するのか。確かめてみたいという企業の方は、是非お気軽にご連絡ください。


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2019年4月13日